今日は、亡くなった父の誕生日です。
生きていれば、何歳かな…と考えながら
ブログを書いています。
自分の道を貫く父。
信念を曲げない、意志が強い父。
喜怒哀楽がよくわからない、
必要なこと以外あまり話さない寡黙な父でしたが、
とにかく優しくて、愛情深く、
世界で一番スーツが似合う!
そんなカッコイイ父でした。
私は、中学の時から反抗期が始まり
それは20歳くらいまで続きました。
全てが「嫌」で、
なんでこんな家に生まれたんだろうと
いつも思っていたのです。
しかし、文句を言いながらも
父のことは大好きで、
反抗期の真っ只中、
たまに素直になる私は、父をカラオケに誘っていました。
父と二人でカラオケに行くことが
とにかく楽しかったのです。
父は会社を経営していました。
父が亡くなった後、
あるお客様から
「私は、あなたのお父さんに何度も助けてもらいました。
お父さんには大変感謝しています。
もし、今後あなたに困ったことが起きたら、
私に言ってください。あなたの力になる事で
お父さんに恩返しができればと思いました。」と
言われ、初めて父の偉大さに気付きました。
私は、こんなに素晴らしい人の
子供だったんだと。
そして、
生前父が言っていたことは「全て正しかった」と。
父にもっと
感謝の気持ちを伝えておけばよかった。
「ありがとう!パパ大好き」と
何度も言えばよかった。
父が亡くなってから、毎日思っています。
反抗期が長かった分、
心配ばかりかけていたので、
親孝行は何一つできませんでした。
今、私が父にできることは
私が私らしく、人生を歩むことだと思います。
父のように仕事ができる人になりたい。
父のように愛情いっぱいの人になりたい。
父の子供でよかったです。
今日もどこかで、私のことを見てくれていることでしょう。
パパ、お誕生日おめでとう。
大好きー!