大学生にビジネスマナーを教えるようになって
10年以上経ちます。
最初のころは、講師としてのプレッシャーの方が
大きく「ちゃんと伝わっただろうか?
私の授業は役に立っているのか?」など
考えることも多かったのですが、
最近やっと「私らしく授業ができるようになった」
と思えるようになり、意識が自分に向いたことで
大きなプレッシャーだったことが
大きな喜びに変化しました。
今年は特に、学生の反応もすごく良い!
わかりやすく反応を示してくれるので
授業の組み立て方もスムーズにできます。
SNS時代、アナログ的なマナーは
そこまで必要ない!
と言われることもありましたが、
やはり「人としての礼儀・人間関係の大切さ」は、
時代が変わっても
常に心の真ん中に置いておきたいものです。
今年の学生は、それをわかっているんじゃないかなと
感じる場面が増えました。
マナーというと「堅苦しい」と思われがちですが
マナーとは「お互いを思いやり、臨機応変に対応すること」です。
相手も自分も大切にし、
その場やその時に応じた振舞をすること。
なので、マナーの世界には「無理をする・我慢をする」
という概念がありません。
本物のマナーは、とてもナチュラル。