昨年から「企業内での個人向けのマナー研修」が
増えています。
特に役職向けのご依頼が多いです。
教育は「上から」というのは
マナー講師になって18年間、ずっと言い続けてきたことで
新人を育てるよりも
中堅社員や役職を育てた方が
企業全体の士気は高まるのです。
社員教育とは
「上司から人間性を学ぶ」
「上司を見て新人が育つ」
そして今は、これにプラスして
「新人からアイデアを学ぶ」
「新人からスピード感を学ぶ」
です。
上司は「人として…社会人として」を教え
新人は「今必要なアイデアとスピード感」を教える。
教え合うことで
今の時代に合った仕事が成り立つのではないかと思います。
なので上司が「俺たちの時代は~」「昔は~」といっても
今の新人には通用しません。
彼らはもっと「響く言葉」を期待してます。
それに応える上司になる事がとても大切です。
ちょっと厳しいことを書きましたが、
リーダー次第で、新人の成長に差が出ます。
「この人についていきたい」
「この人の下で働きたい」
「このような大人になりたい」
「この上司がいるから、伸び伸びと仕事ができる」
「この上司と一緒にいることで、安心感が得られる」
「この人のために、頑張りたい!」
こう思わせる上司は、いつの時代もカッコいい!
そして、カッコいい上司は素直な方が多い。
「これは、私の説明が悪かったですね。すみません。」
とか
「今、仕事で困っていることはある?
私にできることはある?」などの問いかけも上手。
す~っと相手の心に入ってくる言い方をします。
そして、叱り方も上手い。
感情で叱るのではなく「きちんと叱る」のです。
だから、新人も素直に育つのです。
素直って「成長に繋がる言葉」だと思います。
素直だと、少しずつ良い方に導かれ
運をつかみに行くような気がします。
いくつになっても
素直でいたいものです。