雑談のススメ
2019.05.15のブログ「上司と部下の共通の悩み」に
「雑談する事が大切」と書いたのですが
数名のクライアントから
「やはり雑談はしないといけないのでしょうか」
というご質問をいただきました。
答えは「はい」です。
仕事の話しかしない関係は、
お互いの性格や考え、本質を知る事が
難しいと思います。
お互いの体調の変化にも
気付かない事も多いのです。
本音で話すことも少なくなり、
何か問題が起きた時に
お互いの「欠点」しか見えなくなります。
欠点を知る事、見る事も大切ですが、
まずは
長所や得意なことを
知る事、見る事が先です。
明日から早速
スマホを見る時間を
雑談の時間に充ててみませんか。
上司と部下の共通の悩み
社員研修中、思うことは
上司と部下が、同じ悩みを持っているということ。
「部下(上司)とコミュニケーションがとれない。」
という相談を受けます。
「年齢差でしょうか。そういう時代なのでしょうか」
という質問も受けます。
確かに「時代」「年齢差」はあります。
もちろん「価値観の違い」もあります。
「忙しくて時間がない」ということもあります。
しかし、それを理由に「お互いの歩み寄り」が希薄になっていること。
だがら、いつまでも「コミュニケーションがとれない」
となってしまうのです。
では、どのようにしたらよいのでしょうか。
それは、
「雑談をする」ということ。
それも上司から部下へ話しかける
先輩から後輩へ話しかける
ということが大事です。
例えば
「今日は天気がいいですね。」
「最近暑くなりましたね。」
「近くに○○というお店がオープンしたようですね。
毎日行列ができているみたいですよ。」
など。
仕事に関係のない話を、できれば1日1回する事。
短時間で良いのです。
トータル1分半~3分程度。
何気ない会話をする事。
この繰り返しが
「コミュニケーション能力」を高める「きっかけ」
となります。
どうでもよい会話が
サラッとできる関係というのは、
実はとても重要なんです。
会話は「会って話す」と書きます。
まずは、相手の目を見て話す。
その日の声のトーンや態度で、
体調の変化に気付くことがあります。
その時の気持ちに気付くこともあります。
コミュニケーションは、日々の積み重ねです。
ぜひ「雑談タイム」をつくってみてください。