上司と部下の共通の悩み
社員研修中、思うことは
上司と部下が、同じ悩みを持っているということ。
「部下(上司)とコミュニケーションがとれない。」
という相談を受けます。
「年齢差でしょうか。そういう時代なのでしょうか」
という質問も受けます。
確かに「時代」「年齢差」はあります。
もちろん「価値観の違い」もあります。
「忙しくて時間がない」ということもあります。
しかし、それを理由に「お互いの歩み寄り」が希薄になっていること。
だがら、いつまでも「コミュニケーションがとれない」
となってしまうのです。
では、どのようにしたらよいのでしょうか。
それは、
「雑談をする」ということ。
それも上司から部下へ話しかける
先輩から後輩へ話しかける
ということが大事です。
例えば
「今日は天気がいいですね。」
「最近暑くなりましたね。」
「近くに○○というお店がオープンしたようですね。
毎日行列ができているみたいですよ。」
など。
仕事に関係のない話を、できれば1日1回する事。
短時間で良いのです。
トータル1分半~3分程度。
何気ない会話をする事。
この繰り返しが
「コミュニケーション能力」を高める「きっかけ」
となります。
どうでもよい会話が
サラッとできる関係というのは、
実はとても重要なんです。
会話は「会って話す」と書きます。
まずは、相手の目を見て話す。
その日の声のトーンや態度で、
体調の変化に気付くことがあります。
その時の気持ちに気付くこともあります。
コミュニケーションは、日々の積み重ねです。
ぜひ「雑談タイム」をつくってみてください。
会いたい人 FOXEY前田義子さん
FOXEY オーナーデザイナー 前田義子さん
私が会いたい人です。
私は、頭取秘書の経験を活かし、2003年に起業しました。
「魅力学を取り入れたビジネスマナー研修」を得意分野とし、
企業やカルチャーセンター、学校などで
魅力学講座やマナー研修を行っていました。
当時、魅力学を取り入れた研修は、熊本で初だったと記憶しています。
私が考える魅力学とは
~魅力的な自分に気付き、自己肯定感を高め、
仕事やプライベートを楽しみ、カッコイイ!を身に付ける事~
その為の立居振舞や言葉遣い
考え方やコミュニケーションをレクチャーしていました。
起業して3年程経った頃のことです。
もっとレベルアップしたいのに、その術がわからない
勉強しても、全く身に付かない
社員や学生、受講生の反応が気になり自分らしく話せない
企業が求めている事がわからない
など。
仕事に対する様々な迷いが生じました。
受講生からのアンケートに
「先生、もっと自信をもってください」と書いてあり、
落ち込み悩む日々。
雑誌の取材でも上手く話せず、テレビの収録も緊張ばかりで何度もやり直し。
写真撮影も顔がこわばって、目が笑っていない。
もうどうしていいかわからない…
そんなとき、
私を救ってくれたのは一冊の本でした。
その本のタイトルは
「前田義子の美しい女性の条件」
著者
フォクシーのオーナーデザイナー前田義子さん。
本の帯に、「凛として、幸せになる」という言葉が書いてあり
表紙がスタイリッシュでカッコイイ。
中を読んでみると、
斬新で個性的なデザインにビックリ!
写真のセンスに魅了!
美意識の高さに感動!
「自分を大切にする」という内容に共感!
ワクワクしてときめきながらレジに向かったことを、
今でもはっきり覚えています。
「私、この人みたいになりたい。」と思い、
それから毎日、朝読んで、寝る前にも読んで。
落ち込むたびに読んで。
何度も何度も繰り返し読みました。
おかげさまで、「マナースタイリスト 伊藤けい子」として
自分らしい想い・伝えたい事・考え方などが明確になり、
仕事がとても楽しくなりました。
気付けば、大変ありがたいことに
次々とご紹介をいただき、
起業して15年間、ご紹介のみで仕事に取り組んで参りました。
今年、起業して16年目!
今でも
「前田義子の美しい女性の条件」は
繰り返し読んでいます。
この本は
私に「気づき」を与えてくれた本です。
私もいつか、こんな本が書きたい!
「前田義子の美しい女性の条件」
著者 前田義子さん。
生き方とセンスがカッコイイ前田義子さん。
私の憧れの人。
私が会いたい人です。