プレッシャーが喜びへ変わる瞬間
大学生にビジネスマナーを教えるようになって
10年以上経ちます。
最初のころは、講師としてのプレッシャーの方が
大きく「ちゃんと伝わっただろうか?
私の授業は役に立っているのか?」など
考えることも多かったのですが、
最近やっと「私らしく授業ができるようになった」
と思えるようになり、意識が自分に向いたことで
大きなプレッシャーだったことが
大きな喜びに変化しました。
今年は特に、学生の反応もすごく良い!
わかりやすく反応を示してくれるので
授業の組み立て方もスムーズにできます。
SNS時代、アナログ的なマナーは
そこまで必要ない!
と言われることもありましたが、
やはり「人としての礼儀・人間関係の大切さ」は、
時代が変わっても
常に心の真ん中に置いておきたいものです。
今年の学生は、それをわかっているんじゃないかなと
感じる場面が増えました。
マナーというと「堅苦しい」と思われがちですが
マナーとは「お互いを思いやり、臨機応変に対応すること」です。
相手も自分も大切にし、
その場やその時に応じた振舞をすること。
なので、マナーの世界には「無理をする・我慢をする」
という概念がありません。
本物のマナーは、とてもナチュラル。
従業員満足度を上げるための取り組み
長年、社員研修を行っていると
「社員がイキイキと働いている会社」には
共通点があることがわかります。
それは「従業員満足度が高い」ということ。
働いている人が伸び伸びと
楽しく働くことができる職場は
優秀な人材が育ち
離職率が低いので
必然的に顧客満足度が高くなります。
お客様に満足していただくためには
まず、社員の満足度をあげることが先なんです。
職場環境を整え、「ここで働きたい」とやりがいを持った社員が
増えると、人間関係も良くなり、個人のスキルアップにもつながり
結果、お客様のご要望にお応えすることができるようになります。
マナーとコミュニケーションを学んで
まずは、あなたの職場の従業員満足度をあげていきましょう。
新入社員向け コミュニケーションマナー
新入社員の皆さん、
入社おめでとうございます。
これから、ビジネスマナーが本格的に必要になってきますね。
今日は少しでもお役に立てるように
コミュニケーションマナーのちょっとしたコツをお伝えします。
お客様のお名前を忘れてしまった時の対処法!
もしもの時は、使ってみてください。
「あっ、この方のお名前なんだっけ?」
「前回ご挨拶したお客様のお名前を忘れてしまった。
取引に影響するかも😢」
「何度か会ってる人。
いまさら名前を聞いたら失礼になるかな😔」
こんな時、あなたならどうしますか?
特にご本人を目の前にして、
どのように声をかけてよいか迷いますよね。
名前を忘れたときは、
「恐れ入りますが、お名前をもう一度教えていただけますか?」と堂々と尋ねましょう。
①嫌な顔をせず、名前を教えてくださった時は
「お名前を失念しており、大変申し訳ございません。
教えていただきありがとうございました」と
素直にお詫びと御礼を伝えましょう。
②逆に、ムッとしたり嫌な顔をしながら名前を言われた場合は、
その場の空気を和らげる言葉を選んで、
「わたくしの言葉が足りず失礼いたしました。
名字は存じ上げております。
よろしければ、フルネームを教えていただけますか?」
と伝えるとOK!
相手の方との関係性にもよりますが、
「名字は覚えています!」というニュアンスは
ときには必要です。
相手の方に嫌な思いをさせてしまったら
一瞬で空気を変えるコツも必要なんです。
しかし、何度も繰り返すことはNG!
次からは気をつけましょう。
新入社員のみなさん、
そして、私の教え子たち
お仕事頑張って😀