凜と輝く私になる けいこ先生のブログ

ハラスメントについて

コロナウイルス感染拡大防止のため、

研修に関する打ち合わせは、

全て、電話かメールで行っております。

一日も早く、安心できる世の中になるよう

願うばかりです。

 

さて、先日「ハラスメント」について

相談を受けました。

時々、社員研修にも取り入れるテーマです。

 

厳しい言葉の全てを「ハラスメント」と

いうのは、違うと思いますが、

今回は、「ハラスメント」かもと思いました。

 

今回の相談は

「コロナに感染したら、うちは倒産だ!」

「絶対、かからないように」と

上司から毎日言われており、

その言葉が苦痛で、部下が萎縮しているとのこと。

社員の健康を気遣う言葉は一切無く

会社のイメージのことばかり言われるため、

仕事のモチベーションも下がっている

とのこと。

 

厳しい状況の中

上司の気持ちもわかりますが、

どうか、大変な時ほど「免疫力を高める」方に

意識を向けてほしいと思ってます。

 

私たちは「恐怖や不安」が大きくなると

心身が「恐怖や不安」に意識が向き

体調が悪くなることがあります。

子供のころ、テストの時や緊張すると

お腹が痛くなったり熱が出たりしませんでしたか?

それと同じです。

 

今、毎日のようにコロナのニュースが流れており、

心身ともに疲れている人が増えているように感じます。

もちろん「予防・防止」は各自徹底すべきですが、

必要以上にお互いを「責めない」ことです。

 

もしも、上司が

「こういう時だからこそ免疫力を高めることに

意識を向けましょう」なんて言ってくれたら、

社員は

・バランスの良い食事を摂る

・睡眠をしっかり取る

・休日はゆっくり休む

・衛生面を徹底する

など、意識して取り組むと思います。

 

意識が「防ぐ・守る」という方向に向くので

免疫力が高まり、感染拡大防止につながると思います。

 

上司の言葉には影響力があります。

このような時期だからこそ

部下が萎縮する言い方をするのではなく

自ら予防するように、健康をキープするような

言葉をかけてほしいと思います。

そして、

健康に過ごせるような環境づくりをしてほしいと

思います。