社員研修中、思うことは
上司と部下が、同じ悩みを持っているということ。
「部下(上司)とコミュニケーションがとれない。」
という相談を受けます。
「年齢差でしょうか。そういう時代なのでしょうか」
という質問も受けます。
確かに「時代」「年齢差」はあります。
もちろん「価値観の違い」もあります。
「忙しくて時間がない」ということもあります。
しかし、それを理由に「お互いの歩み寄り」が希薄になっていること。
だがら、いつまでも「コミュニケーションがとれない」
となってしまうのです。
では、どのようにしたらよいのでしょうか。
それは、
「雑談をする」ということ。
それも上司から部下へ話しかける
先輩から後輩へ話しかける
ということが大事です。
例えば
「今日は天気がいいですね。」
「最近暑くなりましたね。」
「近くに○○というお店がオープンしたようですね。
毎日行列ができているみたいですよ。」
など。
仕事に関係のない話を、できれば1日1回する事。
短時間で良いのです。
トータル1分半~3分程度。
何気ない会話をする事。
この繰り返しが
「コミュニケーション能力」を高める「きっかけ」
となります。
どうでもよい会話が
サラッとできる関係というのは、
実はとても重要なんです。
会話は「会って話す」と書きます。
まずは、相手の目を見て話す。
その日の声のトーンや態度で、
体調の変化に気付くことがあります。
その時の気持ちに気付くこともあります。
コミュニケーションは、日々の積み重ねです。
ぜひ「雑談タイム」をつくってみてください。